屋根の頂上部分である棟に使われている、平たく積み重ねられたのし瓦。高く積み上げられた方が雨水を排出する効果が高く、雨漏り防止になるそうです。
また、棟を高く積み上げるのは格式が高く、家の風格を表すともされていたようですね。こちらの古民家も10段くらい積み上げられていて、風格がありますね。
一番下の数段は台のし瓦と呼ばれ、のし瓦一枚がそのまま使われていて、上段はのし瓦を半分に割った短冊形の物を使用しているそうです。
のし瓦の裏には縦に線が入っており、簡単にきれいに割れるようです。瓦割のパフォーマンスで使われるのは、割れやすいのし瓦だそうですよ。